感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
113
この本ではチンパンジーのほかの動物に比べての頭脳の良さを絵とともに説明しています。アイという名前のチンパンジーの例なども出ていて本当に人間に近いという気がしています。言葉を覚えるだけならほかの動物もできるのでしょうがそれが行動に表れるというのは大変なことです。2017/03/08
りらこ
17
国語の授業で一部分を使ったので完読。京大霊長類研究所の、松沢哲郎氏の文。絵は薮内正幸氏。この本の後、アイはアキラと鍵を開けて脱走。オランウータンの檻も開けてあげた。その後アキラとのあいだに子どもが誕生。霊長類研究所のチンパンジー研究は、賢いアイの能力に因るところが大きい。この本にはチンパンジーとの交流ができるとあるご、その後世界各地でチンパンジー脱走に伴う人命に関わる事件も。人間だけの考えで相手を理解することの難しさをおもう。ヒトとは違う論理で考える存在なのだろう。2020/03/02
オキャベツ
1
【きっかけ】地元図書館、適当な科学本チョイス。【自分感想】記号が！むずかしいです。逆にスゴいと思ってしまった。感情の話はなるほどです。2015/10/15
ビシャカナ
0
かなり話題にもなった、日本の霊長類研究所で言葉を覚えたチンパンジーのアイについて解説絵本。図形文字のタイプライターから始まり、チンパンジーの色や数の認識がわかってきた。チンパンジーと人間の交流が受け継がれていけば、チンパンジーと人間はもっとわかりあえるかもしれない。該当の研究所は不祥事で再編されたが、チンパンジーと人間の交流は続いていてほしいものだ。2022/10/31
