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シートン動物記
ロボ―カランポーのオオカミ王

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  • サイズ A5判/ページ数 95p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784834006285
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

シートンがニューメキシコで出会ったオオカミの群れのリーダー、ロボと人間のたたかいと、ロボをふくむ全てのオオカミへのシートンの愛を描いた動物物語の全訳。

<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から

内容説明

シートン動物記は、シートンが自然のなかでくらし、動物とふれあってえたやさしい言葉でいっぱいです。「4歳から94歳までの、子どもの心をもつ読者にむけて」、わかりやすい文章と美しい絵でつづられ、動物たちのほんとうの魅力を伝えています。自然に共感し、動物に心をよせたシートンは、人間に追いつめられながらも、なおオオカミの誇りをうしなわず、敢然としてたたかうロボの生き方を物語にしました。子どもの読者は、この物語を読むうちに、野生動物の心を知り、自然に学ぶことのたいせつさを知っていくことでしょう。

目次

1 ウシの国を支配するロボ(カランポーの攻防;ウシをおそうロボの群れ;“賞金稼ぎ”タナリーの挑戦;科学も魔力も歯が立たない)
2 ロボに挑むシートン(カランポーへ;あらゆる毒餌を見やぶるロボ;なんのためにヒツジをおそうのか?;ロボの技と知恵に負ける)
3 仲間への思いやりのために破滅したロボ(かすかな群れのみだれ;ブランカの死;ロボの嘆き;ウシが大さわぎしたわけ;遠くを見る澄んだ目;愛する者といたかった)

著者等紹介

シートン,アーネスト・トンプソン[シートン,アーネストトンプソン][Seton,Ernest Thompson]
1860~1946。イギリスの港町、サウス・シールズに生まれ、5歳のとき家族といっしょにカナダの開拓農場に移住する。シートンは、美しい大自然やそこに生きる野生動物を愛し、ナチュラリストになる夢を育んでいった。その後、ロンドンやパリで絵の勉強をし、とくに『眠れるオオカミ』はパリのサロンに出品し入賞している。カナダにもどり、「カランポーの王者ロボ」など動物物語をつぎつぎに発表する

今泉吉晴[イマイズミヨシハル]
1940年、東京に生まれる。東京農工大学獣医学科を卒業し、現在は、山梨県の都留文科大学文学部社会学科教授。山梨と岩手の山林に小屋を建て、渓流をながめ、植物の手入れをしながら、森にくらす野ネズミ、リス、ムササビなど小哺乳類の生き方の謎を研究している
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