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シートン動物記
ジョニーベアー―イエローストーンの子グマ

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  • サイズ A5判/ページ数 103p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784834006261
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

ホテルの近くの森には、ホテルで残った食べ物がすてられた大きなごみの山がありました。そこにやってくる甘えん坊の子グマ、ジョニーを描いたシートンの動物物語の傑作。

<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から

内容説明

シートン動物記は、シートンが自然のなかでくらし、動物とふれあってえたやさしい言葉でいっぱいです。「4歳から94歳までの、子どもの心をもつ読者にむけて」、わかりやすい文章と美しい絵でつづられ、動物たちのほんとうの魅力を伝えています。自然に共感し、動物に心をよせたシートンは、イエローストーン国立公園の森に生きる、ジョニーベアーとグランピーのクロクマの親子の物語を描きました。子どもの読者は、この物語を読むうちに、野生動物とともに自然を楽しみ、自然に学ぶことのたいせつさを知っていくことでしょう。

目次

1 世界でいちばん愛らしい子グマ
2 野生のクマとであう
3 食事の楽しみ
4 グリズリーの登場
5 ネコにも負けたグランピー
6 ジョニーの幸せなとき

著者等紹介

シートン,アーネスト・トンプソン[シートン,アーネストトンプソン][Seton,Ernest Thompson]
1860~1946。イギリスの港町、サウス・シールズに生まれ、5歳のとき家族といっしょにカナダの開拓農場に移住する。シートンは、美しい大自然やそこに生きる野生動物を愛し、ナチュラリストになる夢を育んでいった。その後、ロンドンやパリで絵の勉強をし、とくに『眠れるオオカミ』はパリのサロンに出品し入賞している。カナダにもどり、「カランポーの王者ロボ」など動物物語をつぎつぎに発表する

今泉吉晴[イマイズミヨシハル]
1940年、東京に生まれる。東京農工大学獣医学科を卒業し、現在は、山梨県の都留文科大学文学部社会学科教授。山梨と岩手の山林に小屋を建て、渓流をながめ、植物の手入れをしながら、森にくらす野ネズミ、リス、ムササビなど小哺乳類の生き方の謎を研究している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

27
野生との関わりあい方は、本当に変わってきましたね。けれども昔は餌付けが当たり前だった時期もあり、そんなころのイエローストーンで、病弱で人にかわいがられた子熊ジョニーがお話の主人公です。子供のころから何度も読んだお話ですが、シートン自身の絵がたくさん入っていてとてもうれしいのがこのシリーズです。読み終わってため息。クマがクマらしくいられる場所だってどんどん減っていることは変わりがありませんから…。2020/12/18

さかな(旧asa)

1
利己的な遺伝子のレビューサイトを見ていたらシートン動物記の話が出てきて、無性に読みたくなって図書館で借りてきた!小学生の時読み漁ったな~懐かしい(^^)第一段はクロクマの小熊、ジョニーベアーのお話。シートンさんがいかに動物を愛していたかが伝わってくる生き生きとした描写と洞察。且つ児童書だけあって文章も非常に読みやすいので利己的な遺伝子で疲れきった脳のリフレッシュには最適!(笑)ジョニーベアー甘やかされて育って結構こ憎たらしい感じなのにラストはとっても切なかった…(/_;)2017/02/25

Takesato Hayashi

0
小さい頃から動物や昆虫が好きでしたが、本を読むのが得意でなかったのでいままで読んだことが無かったのがシートン動物記。念願の1冊目がこのジョニーベアー。イエローストーン国立公園のクロクマの親子のお話。今から100年以上前の話なので、いまはここに出てくるホテルのように生ゴミを山に廃棄することは無いと思うけれど(登場するThe Fountain Hotelは1916年に廃業したようです)、悲しい気分に... クロクマの生き生きした姿が描かれていて、動物好きならではの、躍動感ある文章がいいですね。2016/02/22

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