出版社内容情報
ホテルの近くの森には、ホテルで残った食べ物がすてられた大きなごみの山がありました。そこにやってくる甘えん坊の子グマ、ジョニーを描いたシートンの動物物語の傑作。
<読んであげるなら>---
<自分で読むなら>小学中学年から
内容説明
シートン動物記は、シートンが自然のなかでくらし、動物とふれあってえたやさしい言葉でいっぱいです。「4歳から94歳までの、子どもの心をもつ読者にむけて」、わかりやすい文章と美しい絵でつづられ、動物たちのほんとうの魅力を伝えています。自然に共感し、動物に心をよせたシートンは、イエローストーン国立公園の森に生きる、ジョニーベアーとグランピーのクロクマの親子の物語を描きました。子どもの読者は、この物語を読むうちに、野生動物とともに自然を楽しみ、自然に学ぶことのたいせつさを知っていくことでしょう。
目次
1 世界でいちばん愛らしい子グマ
2 野生のクマとであう
3 食事の楽しみ
4 グリズリーの登場
5 ネコにも負けたグランピー
6 ジョニーの幸せなとき
著者等紹介
シートン,アーネスト・トンプソン[シートン,アーネストトンプソン][Seton,Ernest Thompson]
1860~1946。イギリスの港町、サウス・シールズに生まれ、5歳のとき家族といっしょにカナダの開拓農場に移住する。シートンは、美しい大自然やそこに生きる野生動物を愛し、ナチュラリストになる夢を育んでいった。その後、ロンドンやパリで絵の勉強をし、とくに『眠れるオオカミ』はパリのサロンに出品し入賞している。カナダにもどり、「カランポーの王者ロボ」など動物物語をつぎつぎに発表する
今泉吉晴[イマイズミヨシハル]
1940年、東京に生まれる。東京農工大学獣医学科を卒業し、現在は、山梨県の都留文科大学文学部社会学科教授。山梨と岩手の山林に小屋を建て、渓流をながめ、植物の手入れをしながら、森にくらす野ネズミ、リス、ムササビなど小哺乳類の生き方の謎を研究している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
さかな(旧asa)
Takesato Hayashi