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内容説明
町で一番厳格に育てられた娘、フェイス。彼女の妊娠が知れたとき、小さな町は騒然となった。父親は誰なのか―フェイスは口を割らず、辛辣な噂にも耐え続けた。幸いベビー洋品店を持っているので、間もなく誕生するわが子を一人で養っていける。それに、心の奥底では彼はきっと来ると思っている。九カ月前、たった一度愛を交わし、去っていった人。これまで音沙汰がないのは、何か事情があるから。そして―ほんとうに彼は来た。でも店に入ってきたのは道順を尋ねるためにすぎず、フェイスの様子を見て、彼はこう言ったのだ―「僕たち、会ったことがあるのかな」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麻琴
2
弟の結婚式の為に帰省したヒーロー。偶然入った店でここ数ヶ月夢に見ていた女性がいて…という始まり。実は9ヵ月前ヒロインと一夜を共にしながら二日酔いできれいさっぱり覚えていないという許しがたいヒーロー。でも、自分がやってしまったことで聖女とまで言われてたヒロインが古い考えの残る町で一人で耐えたことを思って苦しみ、ヒロインへの自分の気持ちを自覚していく描写がとても丁寧で感情移入できる。ヒロイン視点もあるけど、全体的にヒーロー視点多め。ラストが素敵。☆52015/10/09
麻琴
0
ヒーローの最初の行いは許せないけど、その後の誠意ある行動は良かった。☆52014/07/18