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内容説明
結婚式の総合プロデュース会社を経営するゲイルは、担当した大富豪の挙式の当日、アレックスと出会った。花婿サー・ジェイムズの長男である彼は、父より三十歳下の義母となる女性の素性を調査して財産目当てだと決めつけた。かつて同じような理由で裏切られた経験のあるゲイルは、彼の態度に腹を立てつい反論してしまう。「まず、お父さまのことを考えてあげて」アレックスの瞳が怒りに光った。ところが、披露宴でサー・ジェイムズに促され、ふたりはダンスを踊ってしまう。軽やかなステップ。申し分なく息の合ったパートナー。人々の視線。ワルツ、ルンバ…。突然アレックスがささやいた。「きみをぼくのものにしたい。結婚以外はなんでも与えよう」なんですって。ゲイルは思わず彼をひっぱたいた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
21
碧ゆかこさんのコミックを先に読了。ヒーローの冷たい感じがすごく合っていたし、毅然としたヒロイン、可愛らしいいとこ、感じの悪いヒーロー義母と違うタイプの女性がイメージしやすい。ほぼ原作通り。傲慢でなんでも自分が正しいと思い込み、父の若い再婚相手や弟の婚約者(ヒロインのいとこ)をお金目当てだと軽蔑するヒーロー。何様?ヒロインは裕福な男性と婚約したが母親の策略で結婚式当日に逃げ出された経験あり。いとこのウエディングプランナーとしてヒーローとバチバチ火花を散らすあたりは読み応えがあった。これは両方読んで欲しい〜。2021/07/20
こえん
1
再読。思い込みが激しくて我が道を行く、わがままヒーローでした…ちゃんと反省してたから許せるけど。2009/02/16