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内容説明
「処女のままではからだに悪いよ」しわがれたささやき声の電話を受けたマダリンは、愕然とした。夫デビンとの形式だけの結婚の秘密を、誰が知ったのだろうか。動揺する彼女の前に、かつての恋人コリンが帰郷してくる。家の設計を依頼し、ふたりの思い出の地に建てるのだという。彼も“マダリンを守ってやれ”という匿名の手紙を受けていた。四年前の苦い別れにもかかわらず、葬ったはずの情熱が今も生きていることを思い知らされるふたり。だが、マダリンには、夫の存在以外にも、コリンを信じて近づくことができない理由があった。彼女の身に、刻々と危険が迫る…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
21
これはロマンスというよりオカルト…?特殊な能力を持つ人々が多く住む町、という設定のシリーズなんですが特にそれを意識せず順番も気にせず何冊か読みました。まず特殊能力云々なんてロマンス小説に求めていないから微妙〜。それでも他のお話はロマンス部分が結構好きだったのですが、これはダメだなあ(嘆息)。形ばかりの結婚、愛する人は別にいる、お話が進むごとに不気味さを増す夫…。わくわくもしないし、キュンキュンもしない。好きな作家さんだから残念さが増す。ああ。あっ、これシリーズ第1話だったのね。2017/10/03