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内容説明
マーゴは平凡な顔立ちをした心のやさしい牧師館の娘だ。ある夜、道で困っている家族を助けようとしていたとき、車で通りかかったドクターにすっかり世話になった。体格がよく、ゆったりと落ち着いていて、美しい青い目をしたドクター。このガイス・ファン・ケッセルが、どこからともなく現れては消えたとき、マーゴの心の中で何かが揺らいだ。なんとなく結婚するつもりでいた青年との婚約も破棄した。その後ガイスとは何度か会う機会があったが、彼は有名な小児外科の大権威―どこまでいっても遠い存在…。ところがマーゴの人生に、考えられないほど大きな悲しみが襲いかかった。彼女はガイスの肩で思いっきり泣くことになる。そしてガイス・ファン・ケッセル教授は、マーゴにプロポーズした。