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内容説明
勤めていた会社をデーモン・キングに乗っ取られ、失業したキャサリンにとって、彼は敵とも言える存在だった。だが、彼女はキング・グループで働く兄ロビンから内部情報を得て間もなく空席になるはずのデーモン・キングの秘書のポストに応募した。そして不採用も当然と思われる面接の直後になんとデーモン・キング本人から採用を言い渡された。彼はロビンが会社の情報を外部に流しているとほのめかし、キャサリンが秘書にならなければロビンをくびにすると言う。妹がボスのところで働いていればあまり無茶なことはできないからだ。しかも彼は脅迫めいた言葉をキャサリンに言い放った。「きみはいわば人質だ―ぼくはきみを採用したかったんだ」すべてがデーモン・キングの仕組んだ巧妙な罠だったとは…。