- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
その日はヴァレリー・ナイトにとって最悪の日となった。理想の結婚相手だと考えていたエステバンは別の女性と婚約し、ヴァレリーの書いたゴシップ記事のことで人気絶頂の大スターが『センティネル』を訴えたというのだ。しかも日ごろから言い寄ってきていた経済部の記者ギブがますます強引に彼女をデートに誘おうとする。たしかにギブはスポーツマンでルックスもよく、社内の人気者だ。ヴァレリーだって彼の魅力に惹かれないわけではない。ただ、彼がかつて結婚していたことを考えると躊躇してしまう。それに訴訟騒ぎが持ち上がっている今は、それどころではなかった。首になるかならないかの瀬戸ぎわなのだから。