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内容説明
カミラが夫を事故で亡くしてちょうど一年。二十二歳の若さで、ただひとりけなげにも、伯父の遺してくれた酪農場を切り回している。夫デイブがこよなく愛していた土地を守り抜くためには、今、中古セールに出ている電気フェンスが是非とも欲しい。ところが、連れていってくれるはずの友人は都合が悪くなった。「クイン・フレイザーが乗せていってくれるよ」彼は簡単に言う。だが、この隣家の大地主こそ夫が憎んでいた宿怨の敵ではないのか。夫に対する罪悪感と、伯父の遺言に縛られながらも、カミラの心は、アポロンのような男性の存在に揺れ動いた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
romaco
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★★★ 22歳の未亡人として酪農経営をしているヒロイン 借金も有って近隣の農家に働きに行ったりと、生活の苦しさがかなりリアル ヒロインの亡き夫には多少同情の気持ちがわくけど、伯父の遺言はな・・・ でも、ヒーローは凄いメロメロだしヒロインのいとこの女性もいい人だし、皆それぞれいい所に納まってよかった ただ唯一、ヒロインの犬が・・・2012/07/12
こえん
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18才で結婚した夫を1年前になくした22才の酪農場経営のヒロインと、ヒロインが受け継いだ地所に隣接する大地主のヒーロー。容姿頭脳にすぐれ、金持ちでどんな女性でも手にはいるだろうに、ヒーローが一目惚れたのは…というお話。我が道を行くタイプのヒーローだけど、いろいろ抑えて自制してて、その分頑固なヒロインに振り回され気味なのが何だか可愛いというか。頑張り屋さんでおバカさんなヒロインが幸せになれそうで一安心。2010/11/30