内容説明
自分を俯瞰しよう。寛容になると自由になれる。幸せは、人間関係の中にしかない。どんな道を選んでも、後悔は必ずある。「優越感」を抱くと、退化が始まる。こちらの常識は、あちらの非常識。自分を見直す勇気を。
目次
「永遠」に執着すると、人生は辛い。
幸せも不幸せも、自分の中から生まれる。
現状は、想像以上に悪くならない。
「いつもの毎日」は、いつも更新される。
考えることをやめると、人は不幸になる。
「知らない世界がある」と知っておく。
「自分たち」の範囲を考える。
進化はない。変化しているだけ。
幸せは、人間関係の中にしかない。
「優越感」を抱くと、退化が始まる。〔ほか〕
著者等紹介
手塚治虫[テズカオサム]
1928年に大阪府豊中市に生まれる。1946年に漫画家デビュー。以後、『鉄腕アトム』、『火の鳥』、『ブッダ』、『ブラック・ジャック』などヒット作を多数手がけ、「まんがの神様」とも評された。1989年、胃がんのため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
東側ギャン
6
正直なかみの文章よりも飛び飛びの漫画に集中した。やっぱ手塚治虫すげえ・・・。2019/12/29
ひめぴょん
3
「火の鳥」を素材にした感想文とその場面集とも言えます。同じ場面でも読む人の年齢や状況によっていろいろな読み方・感じ方ができます。「もくじ」の項目を見るだけでも内容の深さが伝わってきます。おすすめの本です。「永遠」に執着すると、人生は辛い。幸せも不幸せも、自分の中から生まれる。「いつもの毎日」は、いつも更新される。考えることをやめると、人は不幸になる。「知らない世界がある」と知っておく。幸せは人間関係の中にしかない。「優越感」を抱くと、退化が始まる。死なないことが幸せではない。生きている喜びを見つけられれば2020/06/06
洋介天野
1
面白い! 火の鳥のエピソードから、人間が生きる上で囚われがちなネガティブな感情との付き合い方を学ぶ。 鳳凰編の茜丸の「なんで自分だけ」と我王の「幸せは掴むものではなく、気づくもの」はハッとさせられた。2022/06/25