内容説明
季語には、日本人の感性や生活風習、伝統といったものが凝縮されている。知っていると、日常の何気ないおしゃべりがちょっとだけ豊かになる。
目次
春―暦とともに生きる謎の先輩がやってきた(風船は春の知らせ;着ぶくれか、やせ我慢か ほか)
夏―雨にも雲にも豊かな表情がある(「葉っぱ」の美は奥深い;日本語は雨に関する言葉の宝庫 ほか)
秋―台風にもマケズ、残業にもマケズ(夏男あらため初秋男;水澄む川辺の大スペクタクル ほか)
冬―季節の言葉でお客様をおもてなし(茶人の正月っていつのこと?;忘年会幹事の憂鬱 ほか)
著者等紹介
堀本裕樹[ホリモトユウキ]
俳人。1974年和歌山県生まれ。「いるか句会」「たんぽぽ句会」主宰。國學院大学卒。第2回北斗賞、第36回俳人協会新人賞、第11回日本詩歌句随筆評論大賞、2015年度和歌山県文化奨励賞受賞。2016年度NHK俳句選者。東京経済大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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