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市場の変相―サブプライム後の「金融適者生存」の法則

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  • サイズ A5判/ページ数 379p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784833419055
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0033

目次

序章 サブプライム問題を見極める
第1章 グリーンスパンを惑わせた「異常」
第2章 危機対応「失敗の本質」
第3章 投資家はなぜ大転換を見逃すのか
第4章 「昨日の市場」と「明日の市場」の衝突
第5章 「新たな行き先」まではいばらの道
第6章 投資家のための行動計画
第7章 政策当局のための行動計画
第8章 新時代のリスク管理
第9章 世界全体の福祉向上に向けて

著者等紹介

エラリアン,モハメド[エラリアン,モハメド][El‐Erian,Mohamed A.]
ピムコ最高経営責任者(CEO)兼共同最高投資責任者(共同CIO)。国際通貨基金(IMF)に15年間勤務したのち、米シティ・グループ系列のソロモン・スミス・バーニー(ロンドン拠点)のマネージング・ディレクターを務める。1999年にピムコに入社。マネージング・ディレクター、投資戦略グループのシニア・メンバーを務める。その後、米ハーバード大学基金を運用するハーバード・マネジメント・カンパニーの社長兼CEOとして2年間勤務。その間、同大学のビジネス・スクールで教鞭をとり、同大学の副財務長も務めた。2007年末にピムコに復帰。国際経済に関する執筆多数。現在は女性研究国際センターやピーターソン国際経済研究所の理事、米財務省国債発行諮問委員会、IMFの資本市場協議グループのメンバー、マイクロソフトの運用諮問委員会会長を務める。投資業務経験25年。オックスフォード大学大学院にて経済学博士号、ケンブリッジ大学にて学士号を取得

牧野洋[マキノヨウ]
1983年、日本経済新聞社入社。チューリヒ駐在、ニューヨーク駐在、編集委員などを歴任し、2007年に独立。慶応大学経済学部卒業、米コロンビア大学大学院ジャーナリズムスクール卒業。現在ロサンゼルス近郊のクレアモント在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

J_L_B_459

1
コントロール不能の内生的流動性、その果てのクラッシュ。新興国を中心とした新しい市場への茨の道は余りに遠く思えるが希望の光も見える。「新自由主義の終焉で云々かんぬん」という低レベル本とは一線を画する。2009/07/29

Hisako Mi

0
債券をやっている人では知らない人がいないPIMCOの方が書いた本です。PIMCOの方々のご意見はニュース等でかなり聞いていたので、内容も納得できるものでした。新しいものとしては、ハーバードの基金の話でしょうか、日本でもリーマンショック後にいくつかの大学が・・・と話題になっていましたが、この本を読むと日本の基金(基金業界と言うべきかな)の未熟さがわかり、基金等による運用を日本でもより積極的に行える環境と人材育成が必要なのでは?とも思いました。2012/06/16

夢仙人

0
知的興味を刺激された。リーマンショックの発生原因とその後の対応、運用の考え方を提示している。大変興味深い。第9章がまとめである。2010/11/25

あみぷれ

0
月並みだが経済の本質がわかる本。自分のような素人にとってはどう行動すべきかというのはわからないが、投資をする上でのプロの思考の枠組みがとても参考になった2010/10/01

muko1610

0
★★★★2009/07/01

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