内容説明
『信長公記』巻首をひもとき、桶狭間の戦いの拗れを糺す。つねに論争の的となり、さまざまな新説を生み出してきた桶狭間の戦いの真実を、文献史料と絵図をひもとき解析。
目次
繙く、信長公記巻首(尾張国かみ下わかちの事;あづき坂合戦の事;吉法師殿御元服の事;みのゝ国へ乱入し五千討死の事;景清あざ丸刀の事 ほか)
繋がる絵図(武家事紀尾州桶狹間合戦;蓬左文庫蔵桶狹間合戦之図(蓬左文庫図)
尾張国鳴見致景図(致景図)
武功夜話尾州田樂挾間之取合
田宮篤輝著桶峽間図 ほか)
著者等紹介
尾畑太三[オバタタイゾウ]
1932(昭和7)年、大阪市生まれ。1951(昭和26)年より三和銀行勤務。1967(昭和42)年、経営コンサルタント業に転身。1993(平成5)年、現役引退。以後、桶狭間の戦いの研究・調査に専心する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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