内容説明
３５０年の時を経て、武蔵の真の姿が明らかになる。今日まで武蔵論や小説の多くが依拠してきた史料を徹底検証し、また新資料を駆使して、武蔵の実像と思想に迫る。
目次
第１部 宮本武蔵とその時代（武蔵の生い立ち；武者修行と勝負の日々；謎の二十年間と二人の養子 ほか）
第２部 『五輪書』の思想（地の巻―「兵法の道」の捉え方；水の巻―核となる剣の術理；火の巻―戦いの理 ほか）
資料篇 宮本武蔵関係資料集（武蔵の自作のもの；江戸期の武蔵関係資料；近代以降の公刊資料と武蔵論）
著者等紹介
魚住孝至［ウオズミタカシ］
１９５３年生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業。同大学院博士課程修了。国際武道大学教授。専門は日本思想、実存思想、身体文化
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