富士見文庫 アイスウィンド・サーガ〈１〉魔石（クリスタル・シャード）の復活

サルヴァトーレ，Ｒ．Ａ．【著】〈Ｓａｌｖａｔｏｒｅ，Ｒ．Ａ．〉/風見 潤【訳】

富士見書房（1991/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 320p／高さ 15X11cm
• 商品コード 9784829141236
• NDC分類 933
• Cコード C0197

内容説明

『フォーゴトン・レルム』の北にある不毛の凍土地帯に散在する１０の小さな町。今、そのテン・タウンズを誇り高き先住民、蛮族の群れが襲撃しようとしていた。軍神テンポスの讃歌を口ずさみながら…。ダーク・エルフのドリッズトは、蛮族の天幕に忍びこみ、テン・タウンズ奇襲作戦を入手する。争いの絶えないテン・タウンズの代議員たちは、強敵相手に集結した。果たして、血と勝利に飢えた蛮族の戦士たちを迎え撃つことができるのか？一方、１人の見習い魔術師が、太古の邪悪な魔遺物を操り、テン・タウンズの君主になるべく画策していた…。“ムーンシェイ・サーガ”に次ぐ、待望の『フォーゴトン・レルム』シリーズ第２弾、堂々の開始。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[山川欣伸（やまかわよしのぶ）]

氷の荒野に住む人々と、魔石の力を持つドラゴンやオークなどの敵との壮絶な戦いを描くファンタジー小説、アイスウィンド・サーガの第一巻。主人公は、ダークエルフのドリッズト。自分の種族の残酷さに反発し、人間やドワーフなどの仲間と友情を育む。友情と正義のために、魔石の脅威に立ち向かう。迫力あるアクションシーンや、感動的なドラマが満載。ドリッズトの冒険と友情の物語は、勇気や希望を与える。ファンタジー小説の傑作。続きが気になる終わり方だが、ファンタジーの魅力を存分に味わえる一冊。

2024/02/12

[そら]

こちらのほうが先に書かれているが、ダークエルフ物語の続編。 ダークエルフのドリッズドは、邪悪な魔導師アカルケッセルからテンタウンズの町を守れるか。元々、TRPGから派生した作品のため、戦闘シーンも多いかな。

2016/02/20

[菜住稲子]

ダークエルフ物語の派生の物語(逆)？であり続編でもある。 こちらの方もファンタジーを理解する根気がいるが、なかなか面白い。

2007/03/22

[sezmar]

仲間を裏切ったダークエルフ、二刀流で魔術も達人、魔法の豹とカッコイイ要素の固まり。