目次
第１章 水の時間（夏の予約；狎れない大人；いつか見た海 ほか）
第２章 石の誘惑（ぜいたく；露地裏；普段着で咲いている ほか）
第３章 土の手紙（ネットワーキング；ビトウィーン・ザ・ライン；子どもの居場所 ほか）
第４章 風の休日（なぜ；怒る少女；トンネルの向こう側 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
95
今度、雨が降った時、あなたが傘に入れてあげれば、それでいい。その一文で心がふわっとした。誰かに優しくされたら自分がまた誰かに優しくなれる…そんな人になりたい。季節が移ろうようにいつのまにか年を重ねて今に至る。でも、繰り返し過ごしてきた季節にはどれも同じことは何もなく、無駄だったこともない。タイトルにひかれて手にした１冊だけれど、直観が当たったようにとても素敵な１冊だった。気負うことなく自然体で過ごすことが、自分らしく生きることに繋がっている。私も人生折り返しはとうに過ぎたが、これからの時を大事に生きたい。2013/11/07
