福武文庫<br> 俳句とは何か

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福武文庫
俳句とは何か

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784828831084
  • NDC分類 911.304
  • Cコード C0195

内容説明

山本健吉、塚本邦雄の俳句解釈、高柳重信、高浜虚子の俳句論、尾崎放哉、富沢赤黄男の日記、永田耕衣、安東次男、坪内稔典の俳論など、俳句をとりまく幻の名散文を集めた俳句エッセイアンソロジー。

目次

現代俳句(抄)(山本健吉)
百句燦燦(抄)(塚本邦雄)
偽前衛派(高柳重信)
虚子俳話(抄)(高浜虚子)
入庵雑記(抄)(尾崎放哉)
雄鶏日記(抄)(富沢赤黄男)
山林的人間(永田耕衣)
「澱河歌」の周辺(安東次男)
俳句は可能か(坪内稔典)
神戸(抄)(西東三鬼)
新鋭俳人の句会を実況大中継する(小林恭二)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

28
☆☆☆★ 俳人が書く文章は意外と難解だと感じた。特に俳句に対する論文についてその意を強くした。アンソロジーの中でも、娼婦と暮らす神戸のアパルトマンでの生活を衒いのない文体で赤裸々に綴る西東三鬼の「神戸」が良かった。また、塚本邦雄の「百句燦燦」は、文章が難解ながらも絢爛で、もっと読み込みたいなと思わせた。「新鋭俳人の句会を実況大中継する」は単純に句会を楽しめて良かった。2020/05/10

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