内容説明
明治末期から大正期にかけて発表された児童文学の名作の中から、与謝野晶子「金魚のお使」、佐々木邦「いたずら小僧日記」、森鴎外「山椒大夫」、芥川龍之介「蜘蛛の糸」、宇野浩二「蕗の下の神様」ほか、諷刺・ユーモア・冒険・幻想などさまざまな魅力に溢れる１５篇を精選、収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菊田和弘
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まさに名作集。芥川龍之介の『杜子春』、「何になっても、人間らしい、正直な暮らしをするつもりです」、有島武郎の『一房の葡萄』が特にぐっと来た。自分の経験の鏡となってくれたから。小説に感謝。2017/08/08
