感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はら
12
副題は人生の知恵。著者のことはほとんど知らず、この本を読んでも英文学者だったという事くらいしかわからなかったが、その人生観や人に対する考え方には、非常に共感や感銘を受けることが多かった。例をあげるなら、あくまで自分は凡人であるとし、諦念のようなものを感じさせる深い自己内省、その結果生じる、自分のやれることとやれないことをしっかり区別するという生き方。もう一つ、人間を慈しみ自分も人間の存在なしには生きていけないという達観。この本から少しでも著者の考えを自分に還元できたらいいなと思う。2018/07/12
gombroon
0
人生の知恵2009/06/14