内容説明
「メガバンクの誤算」から5年、りそな社外取締役として再建にあたって見えてきた銀行の未来とは?M&Aによる社内融和、持ち株会社制度、コンプライアンス、社員の意識改革など、銀行界のみならず日本企業が抱えている問題点は、この国有化銀行に集約されている。
目次
第1章 国有化という名の壮大な実験
第2章 遠く険しい「企業改革への道」
第3章 企業再生に「魔法の杖」はあるか
第4章 法令順守とガバナンスは改革の柱
第5章 改革にゴールはない
第6章 銀行再生のカギは和魂洋才の復活にあり
著者等紹介
箭内昇[ヤナイノボル]
りそなホールディングス社外取締役。1947年生まれ。70年東京大学法学部卒業後、日本長期信用銀行入行。法律室配属を皮切りに、広島支店、企画部、人事部、公共金融部、ニューヨーク支店副支店長、企画部企画室長などを経て、97年取締役営業2部長。同新宿支店長を経て、98年4月執行役員新宿支店長となるが、同年7月辞職。2003年6月りそなホールディングス社外取締役就任。現在、アローコンサルティング代表として経営コンサルティングを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。