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再発見 明治の経済

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  • サイズ A5判/ページ数 303p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784827311372
  • NDC分類 332.106
  • Cコード C3021

出版社内容情報

過去の時代に沈潜しその時代像を明らかにし、現代という時代を相対化して認識すべく、資本主義形成・確立・展開に関わる日本近代経済史上未解決の諸問題を、貴重な史料や統計を駆使し検討を加えた、新稿を含む論文の集大成。

目次

開港への対応(水上のシルクロード;維新前後の“外圧”をめぐる一、二の問題 ほか)
産業革命(“産業革命”は死んだのか;産業革命と資本家的企業 ほか)
独占形成(独占組織の形成)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

人生ゴルディアス

1
明治の経済のあれこれを扱った論文集。数学や物理のように確定した事実を扱うわけではないので、先行研究にはない何かを出すか、さもなくば批判するしかない分野の特徴なのだろうけど、著者がすごい怖い人に見える(゚Д゚;) 本書の内容は、生糸・紡績・船運・鉄道それぞれのぶつ切りの論のようでありつつ、リンクしていたりもするので振り返るとなるほど明治の経済だ、と納得できる。統計図表が多いので、わかりやすかった。2014/01/11

rbyawa

0
e329、少し前に読んだ「企業勃興」に引き続いて論文形式(産業革命については違うね)、二千錘紡績と筑豊炭鉱に関してはほぼ同じ内容。生糸の流通経路に関して、横須賀製鉄所に関しての対フランス借款の有無、海上輸送に関しての数値の見方、水車の登場、カルテルトラストの問題など基本的に旧来説への疑問を投げかける形式で今もわかってないことが多いんだよね、と読むのが正しいのかも。内容もだいたい指摘のほうが正しいと思います、てか、確かにちょっと怖いけど旧説批判の形式だと意外と素人でも読みやすいよね? しかし今も未解決か…。2014/11/25

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