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出版社内容情報
恐れよ女神。神すら弑(しい)する聖(ひじり)なる槍を
「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、三森灯河が第六騎兵隊と戦いを繰り広げるさなか、アライオンの王城に大魔帝が出現した。
邪王素が渦巻く城内にて大魔帝と相まみえた十河綾香は、銀の刃を振るう。
すべては、力無き者を守り抜くため。
時を同じくして高雄聖は、ひとり女神ヴィシスの元へと向かった。
ヴィシスとともに大魔帝と戦うため――否。
邪王素にて弱体化したヴィシスを守るため――否。
勇者を弄ぶヴィシスを、弑するため。
「ここであなたを、始末する」
「……クソガキが」
かつて空気モブだったE級勇者が、絶対最強へと至る逆襲譚第8幕。
内容説明
「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、三森灯河が第六騎兵隊と戦いを繰り広げるさなか、アライオンの王城に大魔帝が出現した。邪王素が渦巻く城内にて大魔帝と相まみえた十河綾香は、銀の刃を振るう。すべては、力無き者を守り抜くため。時を同じくして高雄聖は、ひとり女神ヴィシスの元へと向かった。ヴィシスとともに大魔帝と戦うため―否。邪王素にて弱体化したヴィシスを守るため―否。勇者を弄ぶヴィシスを、弑するため。かつて空気モブだったE級勇者が、絶対最強へと至る逆襲譚第8幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロック
9
今回は物語が大きく動いたかな?最果ての国に攻めて来たアライオン十三騎兵隊、中でも第六騎兵隊の最強の男ジョンドゥとの頭脳戦は主人公に余裕がなくて面白かった。スキル発動までの条件と段階を上回る速度での攻撃をどう対処するか、呪術使いとしての本領が発揮されて面白さもよく出てたと思う。そして勇者側は双子の高雄姉妹の予想外の行動に手に汗握ぎったり、大魔帝と十河の戦いにハラハラしつつ桐原のキリハラに呆れつつも笑いそうになったりと、濃い内容になっていると思う。少々厄介な展開にもなってしまったけど、終盤の意外な再会もあって2021/11/28
うめいち
7
アライオン騎兵隊関連の残酷描写がなかなかキツイので☆マイナス。そこを除けば、最果ての国攻防戦と大魔帝軍侵攻の両面の戦いの中で物語が大きく動いていて、聖のフラグがどうなるのかと、小鳩の固有スキルで登場人物の関係性がどうなるのかが気になりつつ、次巻へ。★★★。2021/11/27
爺
6
いや~、ネタ枠だった女神がきもく変形とか楽しい。そして同じくネタ枠のキリハラはさらに突き抜けてきた。これは次巻刊行が楽しみ。巻を重ねて楽しくなっていくシリーズは本当に貴重なので、追っていきたい。そしてなろう系ではあまり見ない、主人公のあずかり知らぬところで重大な出会いがあるところなど、ちゃんと主人公が世界の一部に過ぎない感じがして重要。文体だとかではなく、こうした展開を作れるかどうかが所謂“ネット系転生モノ”から一歩抜け出せる重要な要素だと思っています。2022/03/21
zaku0087
2
前半、第6騎兵隊の殲滅戦。人と魔族を比べたらゲスで外道なのは人類という構図。人と呼ぶからおかしくて、猿人と龍人、蛇人、馬人、豹人の対決と考えれば、「猿」がどれだけ凶暴でバカな種族であるかという話だろう。 後半、次々と登場して殲滅される騎士団。実にキャラを使い潰すのが早い。クソ女神と神族の裏属性が少し表れて、どうも大魔帝とは神族の警察的役割ではないか。暴走して世界を擾乱させるクソ女神を取締るみたいな。そこに、狂った桐原がしゃしゃり出て、とうとうこいつにも究極の死亡フラグ立ったようだ。 2022/01/18
anton5884
1
ここまで一気に読み進めました。 面白い!と云うのが感想。 飽きる事なく読了、 ストーリーも適度に荒れて来て 今後が楽しみな展開に! 本当に次が楽しみです。2022/06/02