内容説明
西欧から導入された知識・学問は、日本人のそれより優れたもの！？明治以降の日本に蔓延する馬鹿げた錯覚！から一日も早く覚めよ。
目次
第１章 ジョン・デューイとジョージ・ハーバート・ミード（ミードのデューイ論；ミードの生涯と業績；ミードの社会行動主義）
第２章 ジョン・デューイと成瀬仁蔵（デューイと成瀬―生涯と仕事；成瀬仁蔵と主行主義；晩年のデューイ）
第３章 成瀬仁蔵の『軽井沢山上の生活』を読む（成瀬仁蔵の女子教育論；「講義を始める前に」について；「唯物論より唯心論に到りし経過およびその後の思想」について）
付 Ｊ・デューイ『論理学理論の研究』（一九〇三年）
著者等紹介
河村望［カワムラノゾム］
１９３１年東京生まれ。５４年東大文学部卒。都立大助教授、教授、東京女子大教授を経て現在、都立大名誉教授。『日本社会学史研究』（人間の科学社）で尾高邦雄社会学賞受賞。ほか著書多数
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