内容説明
本書は、「コーヒー」についての総体的な知識を、学術的な立場からまとめたものです。
目次
コーヒー学序論
コーヒーの植物学
コーヒーの栽培学(生産)
コーヒーの地理学
コーヒーの経済学
コーヒーの栄養学と健康学(医学)
コーヒーの化学と科学
コーヒーの歴史学
コーヒーの焙煎学
コーヒーの抽出学
コーヒーの飲用学と生活学
コーヒーの文化学
著者等紹介
広瀬幸雄[ヒロセユキオ]
1940年(昭和15年)、金沢市に生まれる。現在、金沢大学理学部教授(工学博士)、共同研究センター長。金沢大学留学生センター長、学生部長を歴任。専門は材料強度学であるが、近年、コーヒーについての科学的研究も深め、翻訳もある
星田宏司[ホシダヒロシ]
1942年(昭和17年)、東京に生まれる。現在、金沢大学講師、(株)いなほ書房代表取締役。珈琲文化研究会を主宰し、季刊雑誌「珈琲と文化」編集長。コーヒーの歴史と文化をテーマに、文献収集、執筆活動を中心に活躍
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感想・レビュー
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海豚中尉
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面白みはないけれど、コーヒー好きが知識を手に入れるにはいい本。論文に近い。2017/05/13
あすべる
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豆の種類や等級、入れ方や道具などの基本的なことから、電子顕微鏡の画像、各要素の抽出量や含有量のグラフ、歴史などなどどこ向けに作ったんだろうかと迷う作品だった。とりあえず、酒飲みの肝臓に非常に優しい飲み物のようなので薬のつもりでコーヒーを飲もうと思う。2012/08/23
岸雨 三月
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その名の通り大学の公開講座をまとめた本らしい。全12回で序論から始まり植物学、栄養学、歴史、文化など網羅されてるのが確かにそれっぽい。コーヒーについて概観的に知るには良いかも。コーヒーの起源はイスラム教徒が夜通しお祈りするための霊薬から。今でもこの飲み物が神秘的に人を惹きつける理由が少し分かった気が。2021/02/16