幸福論

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  • サイズ B6判/ページ数 595p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822250188
  • NDC分類 151.6
  • Cコード C0010

出版社内容情報

2012年4月23日から同年9月7日まで日経ビジネスオンラインに土日を除く毎日連載された『毎日読むアラン「幸福論」』の書籍化。連載終了時には絶賛の読者コメントが17付いた人気連載だった。
アランといえば『幸福論』と言われるほど、いろんな人の訳で長く親しまれてきた本書を翻訳家・村井章子が意欲的な翻訳に取り組んだ。有名な「名馬ブケファロス」のくだりは、こうだ。
「赤ん坊が泣いてどうにも手がつけられないと、乳母はその子の性質や好き嫌いについて、いろいろとうまいことを思いつく。ついには遺伝まで持ち出して、この子はいまからお父さんそっくりだ、などと言う。こんな具合にあれこれ推理力を働かせているうちに、おむつに刺さったピンを見つける――何のことはない、原因はピンだったのである。」

1・名馬ブケファロス「不機嫌な人には椅子をすすめることだ」 2・刺激「怒りに身をまかせるのはまちがっている」 3・悲しいマリー「幸福でいることには意志の力が働いている」な

【著者紹介】
(Alain)1868-1951 フランスの哲学者。本名はエミール・オギュスト・シャルチエ。アランはペンネーム。高等師範学校を卒業後、フランス各地のリセ(高等中学校)で教鞭を執る。ルーアン滞在中に地元の新聞に日々の出来事についての考察(ポロポ)を掲載。この短文形式がアランの思想を表現するものとなり、フランス散文の傑作と評されている。

内容説明

何事も望むのに遅すぎるということはない。もう深刻ぶるのはやめてのんきにやろう。画期的新訳で読む幸福論。もっとも新しい古典哲学。

目次

名馬ブケファロス
刺激
悲しいマリー
神経衰弱
憂鬱
情念
恐怖
想像力
想像力という病
気で病む男〔ほか〕

著者等紹介

アラン[アラン] [Alain,´Emile Chartier]
1868‐1951。フランスの哲学者。本名はエミール=オーギュスト・シャルティエ。アランはペンネーム。高等師範学校を卒業後、フランス各地のリセ(高等中学校)で教鞭を執る。ルーアン滞在中に地元新聞に週に1回、日々の出来事についての考察(プロポ)を掲載。この短文形式がアランの思想を表現するものとなり、フランス散文の傑作と評されている。第一次世界大戦では46歳で志願兵となっている

村井章子[ムライアキコ]
翻訳者。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

88
アランといえば幸福論といわれるほどの古典。本書はそうした幸福論の中から、ビジネスパーソン向けのエッセーを日経ビジネスオンラインに連載したものを書籍化したもの。言葉が平易で読みやすい◆そもそもの幸福論はプロポという短文形式で、ルーアン新聞に連載された。各々のプロポは飛躍し、辻褄が合わないものもある。◆名馬ブケファロス: 恐怖のような情念は本当の原因を取り除ぞかなければならない ◆アリストテレス:どんなことも楽しめることが能力の証。◆自分の不幸は他人に言わない◆幸福であることは他者に対する義務でもある。 2019/01/19

ヒデミン@もも

39
村井章子さんの訳が良いのか、日経ビジネスオンラインに掲載されたものだから、短く分かりやすいのか、これまでに読んだ幸福論よりずっと分かりやすい。アランがずっとフランスの高校の一教師であったこと、戦争に反対する立場であったのに自ら志願して戦争に赴き最前線に立ったこと。幸福論以外のプロポも読みたくなった。村井章子さん、素敵な本をありがとう。「ちっぽけな悩みや苦しみは、それを口にしないでいればずっと忘れていられる」そんな言葉と共に表現されたイラストがまた良い。娘に勧めよう。2014/10/09

livre_film2020

32
パラパラと捲り、気になった箇所だけ読んだ。気になったということは、今の私がそれを欲していると思ったから。明確な答えを与えてくれるわけではない。そんなものがあれば売れるどころの騒ぎじゃない。そうではなく、示唆に富んでいる。不機嫌な時ほど微笑む、先のことを考えすぎない等。私はよく不機嫌になる(人知れず)。それで、勝手に不幸になる。だから、これからは微笑もうと思った。口角が吊り上がれば強制的に気分も吊り上がるはず。そう信じて。幸福論、それは私たちが自分自身で織り上げるタペストリーだ。本書はその手伝いに過ぎない。2022/09/12

ころこ

32
「幸福とは」と大上段から問うたり、幸福になる方法を追求したりしていません。長く続いた新聞連載プロポの一部で編んでいるだけなので、体系化すらされていません。プロポ間の矛盾も多数あります。しかし、93のフラグメントが読後には、何かを示しているように感じます。最後のプロポには次のようにあります。「丸太を挽く人の考えはあらぬ方向に挽かれたりしないし、獲物を追跡中の猟犬の群れは喧嘩などしない。だから、思考に支障を来した人には、丸太をのこぎりで挽くことが最高の治療法になる。」ここには、ウィトゲンシュタインの「ハエとり2018/11/10

踊る猫

26
ペーパーバック的な装丁が素晴らしい。この本の特質をよく捕まえていると思う。本棚に飾るのももちろんいいのだが、それよりもこの本はもっとカバンの中や職場の机の上などに位置して、読まれて楽しまれるべき本だ。肩肘張らず、あくせくせず、あくびでもしながら読むと平明なアランの文章がエスプリの効いた真実を教えてくれる。幸せになることは、なろうとする意志の中に現れる。そしてその意志が行動を起こした時、その人はすでに幸せになる切符を手に入れているのだ。このオプティミズム。アランから学ぶべきはこの楽観であり、思考の優雅さでは2021/09/09

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