内容説明
「ぬれ煎餅」を買って困窮する鉄道を救え!2週間で1万件の注文が殺到!騒動の舞台裏と地方鉄道の未来を電鉄社員が語りおろす。
目次
第1章 「ぬれせんべいを買ってください!」―ネットの向こう側にあった良心
第2章 銚子のまちと共に歩んで―銚子電鉄84年の歴史
第3章 銚子電鉄と私―鉄道マンとして25年つとめて
第4章 「本日も無事運行を終えることができました」―みんなの気持ちをつなぐインターネット
第5章 まちづくりとローカル鉄道―地方の鉄道が生き残るためには
第6章 これからの地方鉄道―すべては、はじまったばかり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くまさん@初澤弘文
69
著者の向後さんとは銚電時代から10年近いお付き合いをさせていただいております。何度かお会いしましたが気さくな方です。2013/07/23
HERO-TAKA
4
銚子電鉄の歴史や廃線の危機を乗り越えた際のことを、社員という当事者の視線から紹介した1冊。今後のまちづくりに関する考えも述べられている。今からちょうど10年前、「ぬれせんべい」により廃線を免れた出来事は、あの時代だから成立したものなんだろうな、と思う。2016/02/13
むつぞー
2
ローカル線好きなんで、がんばって欲しいです2008/02/17
とかげ
1
銚子電鉄のこと。 経営難→HP「ぬれせん買って下さい」→2ch筆頭に反響→大盛況→設備難発覚→またもファンの力で廃線の危機を乗り越え→現在に至る 今ココ 読みやすく分かりやすいので見た目よりすぐに読みきってしまいました。 ローカル線を通しまちづくりにまで展望していて良いです。 これを新幹線で読んだ後に銚子電鉄乗りました☆面白かったです。味があります。 犬吠駅で著者を見掛けたような…。2010/11/10