出版社内容情報
複数の慢性疾患を抱えた高齢者が救急受信したら、何をチェックすれば見落としを防げるのか、本書が指針を示します。複数の慢性疾患を抱えた高齢者が救急受信したら、何をチェックすれば見落としを防げるのか、本書が指針を示します。
救急部を受診した高齢患者に対して、いかに適切な診療を行うか、勘所を簡潔にまとめました。若年者と違って、複数の基礎疾患を抱え、多数の薬剤を処方されている患者へ対処する要点と必要なスキルを指摘します。今救急受診した理由は何か、認知機能が衰えている患者の病歴をどうやって確認するか、診察で抑えるべきポイントはどこか、必要で最小限の検査をどうやって選択するか、検査結果の落とし穴はどこか、高齢者に多い疾患の具体的な治療をどうするか、ICUに移す判断は何を基準にするか、救命処置はどこまで行うか、退院は何を元に判定するか、退院後の引き継ぎや治療の継続を成功させる準備は何か、再入院や死亡を減らすポイントはどこか、などについて解説します。
はじめに
1 章 高齢者救急医学の序論
2 章 高齢者救急医学での評価と管理の要点
3 章 高齢者救急医学の特別なスキル
4 章 脆弱な成人と高齢者虐待
5 章 胸痛と心房細動
6 章 呼吸困難
7 章 感染症と敗血症
8 章 転倒と不動
9 章 失神
10 章 めまい
11 章 重大な外傷
12 章 骨折と背部痛
13 章 皮膚外傷
14 章 頭部外傷
15 章 腹部救急疾患
16 章 糖尿病と環境の救急疾患
17 章 急性腎障害と代謝性救急疾患
18 章 せん妄
19 章 脳卒中とTIA
Iona Murdoch[イオナ マードック]
Sarah Turpin[サラ トュルパン]
Bree Johnston[ブレー ジョンストン]
Alasdair MacLullich[アラスデル マクラリッチ]
Eve Losman[エヴァ ロスマン]
日経メディカル[ニッケイメディカル]
内容説明
複数の慢性疾患を抱えた高齢者が救急受診したら、何をチェックすれば見落としを防げるのか、本書が指針を示します。
目次
高齢者救急医学の序論
高齢者救急医学での評価と管理の要点
高齢者救急医学の特別なスキル
脆弱な成人と高齢者虐待
胸痛と心房細動
呼吸困難
感染症と敗血症
転倒と不動
失神
めまい
重大な外傷
骨折と背部痛
皮膚外傷
頭部外傷
腹部救急疾患
糖尿病と環境の救急疾患
急性腎障害と代謝性救急疾患
せん妄
脳卒中とTIA