日経ベンチャーVブックス
後継道―歴史の30父子にみる承継学

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822229351
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0021

内容説明

「後を継がせる」「後を継ぐ」平成の大問題、歴史超大国日本の30父子にみるその解決法!加来耕三の未来に生かす日本人論第1弾。

目次

序章 組織における“後継”の条件(リーダーの器量が違いすぎた―明治海軍と昭和海軍)
第1章 先代に学んだ後継者(わが国最初の征夷大将軍を育てた父―坂上苅田麻呂と田村麻呂;火中に飛び込み、末世を切り拓いた仏師二代―康慶と運慶 ほか)
第2章 先代を否定した後継者(謀臣として成功した父と失敗した子―本多正信と正純;稀代の策謀家、タイプの異なる二代の凄味―黒田官兵衛と長政 ほか)
第3章 後継者に伝えられなかった継承(仕組まれた謀略を読めなかった二代目の悲劇―源頼朝と頼家;なぜ、戦国史上最強の軍団は崩壊したのか?―武田信玄と勝頼 ほか)
第4章 断絶からの再生、誤算、不遇にゆれる継承(継承断絶を乗り越えての成功―藤原鎌足と不比等;意図していなかった継承が招いた悲劇―藤原為時とその娘・紫式部 ほか)

著者等紹介

加来耕三[カクコウゾウ]
昭和33年(1958)、大阪市に生まれる。奈良大学文学部史学科を卒業。同大学研究員を経て、歴史家・作家として正しく評価されない人物・組織の復権をテーマに、著作活動を行っている。「歴史研究」編集委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかむら

0
色々な人たち(ほとんどが武将)の親子の継承の良かった例・悪かった例が挙げられている。こういうことがありましたという内容であり、それをもとに何かに活かせるような教訓はあまり書かれていない。 一つ一つの事例は短いの、ススっと読み進めることができるが、読み終わってみて何かが残ったかというと、あまり残っていないことに気づく。「ふ~ん」で終わってしまっている。せっかくこれだけの話を集めたのだから、それを分析してあるともっと良かったと思う。それとも、そこは読者任せなのか?ちょっと残念。2013/02/23

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