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エネルギーと原発のウソをすべて話そう

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784819111317
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0095

内容説明

原発は止めるべきか。電力は足りるのか。ギモンに答えるエネルギー原論。

目次

第1章 原発の後始末もウソばかり
第2章 原子力と国際社会とエコと核
第3章 自然エネルギー幻想と石油のウソ
第4章 もう騙されない福島原発
第5章 忘れられた地震予知の罪
第6章 ウソとタテマエと巨大技術

著者等紹介

武田邦彦[タケダクニヒコ]
1943年東京都生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。工学博士。専攻は資源材料工学。旭化成工業ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学工学部教授、名古屋大学大学院教授を経て、中部大学総合工学研究所教授。名古屋市経営アドバイザー。内閣府原子力委員会および安全委員会の専門委員、文部科学省科学技術審議会専門委員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

38
3.11以降、日本のエネルギー政策は大きな節目を向かえている。原発賛成、反対。著者は二極化の構図で発生する極端な議論こそが「安全という視点」を封じ込め、今回の事故の元であることを忘れてはいけないと説いている。お互いに論争しているうちにあれからもうすぐ4年になる。これからをどうするかの議論があやふやで進展せぬまま今に至る。。このような状況のなかで食の安全性という問題が大きく報道されている。放射線とビニールやコオロギ、どちらが今大切なのかなということも本書を読み考えてみた。真実をお互いに知ることの重要性。2015/01/11

jj

8
2011年著 積読本を何となく読了。著者はウラン濃縮技術を初めて開発した原子力専門家武田先生。某ネット番組月曜日レギュラーコメンテーターとして活躍中。賛否は別として原発再稼働反対派であり、地球温暖化に対するウソについても常日頃解説されている内容がそのまま著されている。海面温度が上がると南極の氷が厚くなるというお話も近年証明されましたし、リマインド用としてとても楽しめました。2016/08/22

Humbaba

7
強い力は、その力の方向が変われば、大きな被害を生じさせる。そうならないように様々な方法が考案されたとしても、安定した状態が長く続けばほころびも生じる。いくら研究を進めたとしても、その出資者が求めない結論ではなかなか受け入れられず、受け入れられた時には致命的な問題が起こっていることが多い。2013/07/17

風見じじい

5
原発事故3か月後に出た本で、事故当時ネットで得られた情報としては武田氏と、大前健一氏が最も信頼できると思っていました。この本で書かれていることは正に正論だと思います。住民の安全は二の次で金に群がる政治家、業者や学者がねじ曲げた世界が悲劇を招いたと言えます。中身の濃い本でした。2014/03/21

よしタコ

5
分かりやすさを前面に押し出しているから「トンデモ系」と誤解されるリスクがあるように思うが、書かれている事は至極真っ当だと思う。2012/10/30

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