目次
「白河以北」から自由民権運動研究に新たな息吹を!
1 過去の研究が問いかけるもの(東北自由民権運動研究史の再検討―精神史の提唱をめぐって;宮城県における自由民権運動の展開とその研究)
2 各地における運動の展開(社会的弱者の民権運動―『朝野新聞』にみる宮城県の多彩な結社に注目して;“反民権”の思想史―福島・喜多方事件再考のために;山形県庄内地域の自由民権運動―ワッパ事件と三島県政との関連を中心に)
3 運動の背景とその後(明治初期のハリストス正教会と政治的活動―南部地域における動向を中心に;雲井龍雄と米沢の民権家たち―精神の継承をめぐって;自由民権運動から初期社会主義運動へ―単税論を軸として)
東北自由民権運動関係文献目録(一九八六~二〇一五年)
著者等紹介
友田昌宏[トモダマサヒロ]
1977年生まれ。中央大学大学院文学研究科日本史専攻博士後期課程修了。博士(史学)。東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門助教。日本近代政治史(とくに東北地方をフィールドとする明治維新史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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