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ファッションの社会経済史―在来織物業の技術革新と流行市場

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  • サイズ A5判/ページ数 404p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784818815940
  • NDC分類 586.721
  • Cコード C3021

内容説明

開港によって在来織物業が幕末・明治前期に展開した技術革新と、それを可能にした市場条件=ファッションに目覚めた庶民層の旺盛な服飾生活の実態を明らかにする。

目次

第1部 幕末開港と毛織物インパクト―在来織物業の挑戦と技術革新(在来織物業の技術革新と流行市場―毛織物流行と絹綿交織化;在来織物業の技術革新と輸入綿糸―縞木綿の伝統と革新;在来織物業の技術革新と化学染料―伝統色から流行色へ;東京織物市場の動向と流行織物―縞木綿を中心に)
第2部 幕末庶民の毛織物需要と流行ファッション―在地農村の服飾革命と流行消費(幕末庶民のよそおいと流行ファッション―流行消費の勃興と衣料資産;流行のなかの農民衣服―幕末期農村の布と着物の生活史;機織りと縞稼ぎ―農村織物業の営みとその生活領域;祝祭のよそおいと流行織物―服飾儀礼の生活世界)

著者等紹介

田村均[タムラヒトシ]
1957年埼玉県生まれ。1987年明治大学大学院文学研究科地理学専攻博士後期課程単位取得退学。愛知大学、北九州市立大学を経て現在、埼玉大学教育学部教授
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