内容説明
本書は、上・下巻合わせて15章からなる数学の読み切り短編集です。上・下巻のどこでも興味のある章からつまみ読みしてください。数学に文字どおりの美しさを見る人は少ないのかもしれません。本書では、若い人たちの柔軟な感覚にあやかって、すてき、おもしろい、かっこいい、あざやか、意外、不思議、神秘的などを全部ひっくるめて「美しい」という言葉で表現しています。
目次
1 ひらめいて解決―さらば、トンパチ
2 鮮かな計算―坊さんのロバ
3 意外な答―トランプは、きるほど混るか
4 計算の近道―人の行く裏に道あり花の山
5 演算を支配する法則―数学を彩るリズム
6 eπi+1=0―いいオッパイの愛人は1人もいない
7 流れるように証明―これで文句あるめぇ