出版社内容情報
推奨動作環境
OS Windows 7/8
CPU インテルCore2 Duo 2.2GHz以上または同等の互換プロセッサ
メモリ 4GB以上
HDD 10GB以上の空きが必要
必要なソフトウェア ブラウザ
ディスプレイ解像度 横1,024 × 縦768以上を推奨
ディスクドライブ DVD-ROM ドライブが必要
★詳細は、パンフレット(PDF版)をご覧下さい。
【本書の特徴】
1、現在入手困難な落語・速記雑誌の代表的存在「百花園」をデジタル画像で復刻しました。
2、当時の舌耕文芸の記録資料として、また録音資料がない時代(SP盤レコード誕生以前)の話しことばを研究するための貴重な資料です。
3、明治22年~33年までの間に刊行された「百花園」全240号(計21,400頁)をデジタルで復刻し、デジタル画像データとしてDVDに収録。
4、演者、演目から該当ページにジャンプする検索機能付き。高画質で、文字・ルビ等も拡大して見ることが可能。
5、「百花園」解説・目次集:岡田則夫解説「百花園とは」(B5判・50頁)、全240号の目次細目 とを同梱。
収録演目の例 「穴蔵の泥棒」三遊亭円遊/「磯の白浪」土橋亭りう馬/「入れ髪」古今亭今輔/「牛の嫁入り」三遊亭円遊 /「厩焼失」三遊亭遊三/「英国の落語」英人ブラック/「恵方詣」三遊亭円遊/「王子の幇間」三遊亭円遊/「阿七」三遊亭円遊/「お節徳三郎」三遊亭新朝/「お節徳三郎連理の梅技」春風亭柳枝/「おふみ」三遊亭円遊/「お祭佐七」禽語楼小さん/「角兵衛の婚礼」三遊亭円遊/「かつぎや五兵衛」禽語楼小さん/「巌流島」三遊亭円生/「工風の医者」三遊亭円遊/「子別れ」春風亭柳枝/「締込」三遊亭円生/「樟脳玉」三遊亭円遊/「樟脳玉」古今亭今輔/「素人洋食」三遊亭円遊/「嵩谷」禽語楼小さん/「ズッコケ」三遊亭円遊 …など
【「百花園」とは】
・明治期に発行され、1万5千部もの発行部数を誇った“落語・講談速記雑誌”です。
明治期において、落語や講談は庶民の娯楽でした。その毎回の講演を速記者が書写し、講座で聞くのと同じ調子の言文一致で活字化され出版したものが“落語・講談速記雑誌”といわれるものです。明治17年に刊行された『怪談牡丹燈籠』(三遊亭円朝)を第一号として、落語・講談速記雑誌は当時各社から続々出版されました。
・落語・講談においての人気者を収録しており、当時の舌耕文芸の全貌が見渡せます。
・明治期の話芸、および江戸ことばの貴重な資料として研究に役立ちます。
・全240号/21,400頁で構成。
「百花園」の原本は、国立国会図書館で全240号中103号、早稲田大学演劇博物館で192号を所蔵しています。