内容説明
2016年4月13日、若者たちの投票は、87年民主化抗争以来30年ぶりに、韓国社会を揺さぶった。さて日本のアングリーヤングボーターズの選択は?
目次
1章 「民主化」後を生きる者として―「T・K生」と東アジアの状況について語る(セウォル号沈没事件1年を迎えて;民主化後の民主化時代を生きる人々 ほか)
2章 韓国の歴史的な4・13総選挙と若者たちの戦略的選択―韓国市民社会の闘いに日本はどう応えていくのか(韓国の4・13有権者革命と市民が守った民主主義;4・13総選挙の結果が語る韓国国民の政治意識 ほか)
3章 韓国の市民社会からみた日本の政治―『ハンギョレ』連載「世界の窓」より(責任ある対日外交の必要性―2013年11月24日;国鉄民営化以降始まった日本の復讐―2013年12月22日 ほか)
4章 韓国の「反日」は、なぜ今も続いているのか?―日韓国交正常化50年をたどる
著者等紹介
李泳采[イヨンチェ]
1971年、韓国生まれ。恵泉女学園大学教員。98年来日、専門は日韓・日朝関係。日韓の市民団体の交流のコーディネーター、韓国語、韓国映画や映像を通して現代を語る市民講座の講師を務める。「ヤスクニの闇に平和の灯を!東アジア4地域(日本・韓国・台湾・沖縄)キャンドル行動実行委員会」事務局、光州5.18財団発行の「アジアジャーナル」海外編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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