内容説明
持ちはこびがしやすいコンパクトサイズのお話絵本。イソップどうわ１００話を一冊に凝縮。お話からわかる教訓や読み聞かせのポイントも解説。バラエティー豊かな挿絵でお話をより楽しめる。
目次
１章 大切なことに気づく力を育てるお話（よくばりなイヌ；金のおの銀のおの ほか）
２章 思いやりや助け合う心を育てるお話（ライオンに恩返しをしたネズミ；子ウマ ほか）
３章 未来を見通す力を育てるお話（ネズミの会議；イヌと巻貝 ほか）
４章 問題を解決する力を育てるお話（カラスと水差し；蚊とライオン ほか）
５章 幸せになるための考え方を育てるお話（キツネとブドウ；ロバとセミ ほか）
著者等紹介
渡辺弥生［ワタナベヤヨイ］
法政大学文学部心理学科教授。大阪府生まれ。教育学博士。法政大学大学院ライフスキル教育研究所所長。筑波大学、ハーバード大学、静岡大学を経て、現職。専門は発達心理学、発達臨床心理学。社会性や道徳性の発達研究と対人関係の問題行動の予防やソーシャルスキル教育に力を入れている
千葉幹夫［チバミキオ］
１９４４年宮城県生まれ。早稲田大学卒業。在学中「早大少年文学会」に所属。児童図書専門出版社勤務ののち独立。『舌ながばあさん』で第３３回講談社出版文化賞絵本賞受賞。日本文芸家協会所属（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さといも
13
子どもへの読み聞かせ。これは寝る前に読み聞かせ用でしたがなかなかすぐには寝れない子どもと話をするのに良かった（コミュニケーションと子どもの意見を聞いて成長したなぁと思えた）どうして失敗しちゃったのかなぁ等子どもに考えさせる事ができ、どうすれば良かったかな？等色んな考え方を子どもから引き出せた。絵も可愛く子も気に入った様子。短いお話なので読むのに苦にならず良かったです。2019/02/15
C-biscuit
10
完全に子供向けであるが、子供に読んであげるために購入していたのもを読み通す。この本は絵が可愛らしく描かれており、小さな子も興味が持てるようになっている。有名なイソップ物語が１００話のっており、イソップ物語は全体的に短い話が多いが、さらに子供向けに話を要約している。ただし、教訓が生きるように大事なところは十分に通じる。また、「問題を解決する力」や「大切なことに気づく力」等分類されており、いろいろ選んで読んであげることができる。有名な物語だけにいろいろ工夫されているところがあり、大人も楽しく読むことができる。2015/09/30
千木良
1
イソップ童話100話を、発達心理学の観点から「大切なことに気づく力を育てるお話」「思いやりや助け合う心を育てるお話」「未来を見通す力を育てるお話」「問題を解決する力を育てるお話」「幸せになるための考え方を育てるお話」の５つのテーマに分けて収録。ムスメらに就寝前の読み聞かせ。2017/11/23
多読多量連投が日課だった
0
星新一の未来ソップと一緒に読むとよいかも。ネズミネタはピーターラビットシリーズで読んだような。2017/12/06
ょょ
0
短いお話が100話、テーマ別の章に分けられて入っています。 内容はイソップなので“倹しく正直に身の丈を知り、先々を考え、努力をしましょう”です。 各お話に読んだ日付やテーマ解説があり、各章にもテーマ解説のようなものがあります。 1話1話がとても短く、飽きっぽいウチの子には良いです。読んであげようと購入したのですが、漢字にすべてフリガナが付いていました。子供一人でも読んでいます。テーマを説明していないので、不思議なお話に興味を引かれているのかな？ 私も数話しか知らなかったので良かったです。2015/06/16
