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史上最強図解よくわかるフロイトの精神分析

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784816354403
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0011

内容説明

20世紀の巨人といわれるフロイトの思想を、精神分析が誕生した時代背景とともにわかりやすく解説。

目次

1章 フロイトの生涯とその時代
2章 フロイトの理論1 心のしくみと働き
3章 フロイトの理論2 心の発達と性格の形成
4章 フロイトの理論3 心の病
5章 フロイトの理論4 心の病の治療
6章 思想としての精神分析
7章 フロイト以降の精神分析
8章 フロイトを精神分析する

著者等紹介

久能徹[クノウトオル]
神奈川県出身。国際基督教大学教養学部教育学科卒業。立教大学大学院社会学研究科修士課程修了。社会学修士。医療法人社団直樹会磯ケ谷病院精神科心理室を経て、学校法人産業能率大学総合研究所に勤務。退職後、国際産業心理研究所を設立して現在に至る。日本心理学会、日本カウンセリング学会、日本産業・組織心理学会、日本産業カウンセリング学会、日本仏教心理学会各正会員

太田裕一[オオタユウイチ]
群馬県出身。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。医療法人赤城会三枚橋病院、明治学院大学カウンセリングセンター、福井大学保健管理センターを経て、静岡大学保健センター准教授。日本心理臨床学会、日本集団精神療法学会、日本精神分析学会、日本学生相談学会、日本精神分析的心理療法フォーラム各正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

29
フロイトの思想の概念、とりわけ心的構造の捉え方などが非常にわかりやすく図解されている。そこにはフロイトの過ごした時代背景、人物、影響なども含まれており、全体にバランスよく構成されていると感じた。もっとも、ユングやアドラーはフロイトの弟子とは言えないと思うし、フロイトの「精神分析入門」を通過していないと理解しづらい、非常に唐突かつ短絡的な結論への飛躍が随所に散見されるといった点が気になった。手っ取り早く理解させようとする本は、即効性もある反面、限界もつきものだということを念頭において読めば使える一冊である。2019/08/26

新島

9
図や表はもちろんだけど、一項目ずつ見開きにまとめている点は理解の区切りとして整理しやすい仕組み。理解できる最小限の言葉で文章をコンパクトにまとめてある、入門書にしては当たりでした(高校の資料集みたいだね、なんて言わない)/1.フロイトの生涯2.理論、主に無意識3.様々な心の病とその症状、また治療法4.思想としての分析に人間社会や芸術、文学作品への理論の展開5.フロイトを精神分析する、という内容。フロイトだけでなく、ユングやアドラーなど離反した弟子たちやフロイトに影響を与えた人物の理論も扱っています。2016/04/06

せんべい

9
幼児は心の欲望のまま行動するが、成長と共に社会的規範に従わなくてはいけなくなる。すると欲動は無意識下に封じ込められる。人々は普段、この欲動を抑圧したり否認、合理化(何らかの理由をつけて自分を正当化する)、昇華(運動などに転化)、反動形成(自分の感情と全く逆の態度をとる)、逃避などで防御して暮らしている。しかし心が不調になると、抑えきれない欲動が何らかの症状として表れるのが心因性精神疾患(神経症やうつ病)。これを自由連想法で精神分析する。 初めて人間の本能を発見したフロイトが作った「精神分析」の解説本でした2013/12/07

yuki

4
フロイトの精神分析についてのみならずその生涯や周囲との関係についても述べられています。個人的にはやはりフロイトの思想よりもアドラーの思想に私は賛同できます。フロイト自身、生涯で欲動論が変遷していますが、批判的態度で何がより適切な思想であるかを常に考え続けた結果なのだと思います。2014/05/25

ほろめた

4
初めて精神分析の本を読んだ。はっきりと結論がでる分野ではないものの、心の構造等納得できることが多数。興味をもって一気に読んだ。2013/09/17

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