スターツ出版文庫<br> 最後の夏―ここに君がいたこと

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スターツ出版文庫
最後の夏―ここに君がいたこと

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784813701170
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

小さな田舎町に暮らす、幼なじみの志津と陸は高校3年生。受験勉強のため夏休み返上で学校に通うふたりのもとに、海外留学中のもうひとりの幼なじみ・悠太が突然帰ってきた。密かに悠太に想いを寄せる志津は、久しぶりの再会に心躍らせる。だが、幸福な時間も束の間。悠太にまつわる、信じがたい知らせが舞い込む。やがて彼自身から告げられた悲しい真実とは…。すべてを覆すラストに感涙!

著者等紹介

夏原雪[ナツハラセツ]
2012年5月、柚雪という作家名で執筆活動する中、単行本で『最後の夏―ここに君がいたこと』を刊行し、作家としてのデビューを飾る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優愛

52
急がないと、早くしないと夏が終わる。そうしたら、君にもう二度と逢えない――。全てを手放してでも一緒にいたいと思える事はどれだけ幸せで、去り行く貴方に逢いたいと願う事はどんなに無謀な願いなのでしょう。蛍の灯りに包まれた、あの日夢を叶える為に踏み出した君の素顔が強がりで隠している想いの全て。帰ってきてくれたんだね――あと少しだった夢も、希望の未來も、全部全部もう叶わない。だからどうか、動き出す秒針が紡ぐ未來に三人の笑顔が在りますように。"!"を多用していて私的には若干うるさい印象を受けてしまったのが残念。2016/08/24

はる

25
最初はケータイ小説か~読みにくいな~って思ってたけど、後半切なすぎました。悠太が志津を連れて行くみたいな素振りを見せた時の陸が凄くかっこよくてでも、悠太や志津の気持ちも分かるしで、切なさ全開です。王道ストーリーだけど、たまにはいいよね。2016/09/25

蒼雨

24
表紙の絵が大好きで購入。すらすらっと読めました‼︎ひとりでキュンキュンしながら読んでました。3人の関係性がなんだかすごく素敵でした。2016/07/30

ユウ

7
男女の幼なじみの3人組の高校生最後の夏のお話。話が面白く、引き込まれるように読みました。私は主人公が言った『私の時間は進むのに、悠太の時間はもう進まない。』には、涙がこぼれそうでした。2016/08/31

KUWAGATA

6
ケータイ小説というものの定義がよくわからない私でも、「ああこれはケータイ小説だ」と根拠もなく納得してしまうような物語。言い方は悪いけれど正直お涙頂戴ものの域を脱しているとはいいがたい。とはいえ登場人物、特に主人公の志津の描写が非常に生き生きとしていて、その息吹を感じるだけでも、とても爽やかな気分に浸ることができました。王道なりの良さはあるのかもしれませんが、個人的にはやはり全体的に物足りなかったですかね。2017/06/21

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