とっておきの手紙

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784813318156
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

「小説の鬼」が残した未刊行のエッセイを編纂。創作に寄せる熱情、社会と人間に対する鋭い観察、生と死を含めた人生への思いなどが読み取れる、黒岩重吾の生きてきた道。

目次

第1章 青春・愛・結婚(全身麻痺を背負う;とっておきの手紙 ほか)
第2章 愛したもの(海と私;凝縮された青春 ほか)
第3章 古代史との触れ合い(海の城;万葉へつづく道 ほか)
第4章 つれづれなるままに(放射線;あすへの話題 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきこ

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黒岩重吾を初めて読んだ。伊集院静のエッセイに登場した経歴に惹かれた。短編のエッセイ集だが、まるで生き急いでいるような猛烈さを感じてしまった。この作家としての貪欲さは死と隣り合わせた経験がさせたるのか?持って生まれた性格なのか?両方のような気がする。人間の生きていく苦しみを生真面目に背負って、それを書くことで表現した壮絶な一生を感じさせた。2013/01/14

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