内容説明
証券アナリスト試験における『経済（財政）白書』関連の時事問題に対応するために、なにか役立つ参考書はないのか？本書はこのようなニーズに答えるために書かれました。本書は証券アナリスト試験の過去の出題傾向を考慮し、『平成１５年版経済財政白書』『平成１４年版経済財政白書』『平成１３年版経済白書』を中心に、近年の『通商白書』や関連文献もカバーすることを意識しています。本書は、証券アナリスト試験の受験生がなるべくコンパクトに『経済（財政）白書』関連の時事問題を理解できることを目的としました。２７テーマを厳選しました。証券アナリストの試験を意識して金融論から始まり、国際金融、マクロ経済についても金融市場と関連深い内容や近年の試験の出題傾向から重要だと思われるテーマを優先しました。
目次
第１章 金融論（日銀の金融政策の推移；日銀当座預金残高増加の効果；マネーサプライと貨幣乗数 ほか）
第２章 国際金融論（経常収支とＩＳバランス；国際資本移動と投資・貯蓄の相関；国際収支の構造変化 ほか）
第３章 マクロ経済（消費をめぐる理論；資本市場と投資；フィリップス曲線とＵＶ曲線 ほか）
