内容説明
善を尊び、悪を憎むことは、本当に正しいことなのだろうか。心の片寄りを是正するためには、悪は必要な存在ではないか。―比叡山延暦寺で修行した著者が、悩みや苦しみから解放されるための精神の在り方を問う、本格的な精神世界の一冊。
目次
1 心の片寄り(善と悪、心の前後方向;創造=善が心の片寄りをつくる ほか)
2 偽我(複合的な心の片寄り2;複合的な心の片寄りができる理由 ほか)
3 先天的に自分を認識できない人(先天的に自分を認識できない人;サダーパリブータ ほか)
4 他人の心に同化する者(他人の心に同化する者;『聖書』のへび)
5 イエス・キリスト(神が合わせられたもの;へびが人類の心に同化している証 ほか)
著者等紹介
久野善史[クノヨシフミ]
1970年、静岡県生まれ。叡山学院本科卒。放送大学大学院文化科学研究科文化情報学修士課程修了。比叡山延暦寺律院での3年間の修行を経て下山。幼少のころから神仏に関心を持つ。高校時代より左脳と右脳をはじめとした心の片寄りの問題にとり組み、その成果を本書に著す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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