内容説明
『星屋』のブレスレットは願い事が叶うらしい―。そんな噂がある天然石アクセサリーショップの人気デザイナー『ナオ』の正体は、実は半引きこもりの地味な青年・星野直己。「こんな俺が作った物で願い叶うわけがない」と噂をまったく信じていなかった。そんな直己を好きになってしまった、実業家の会沢龍一郎は、その心を掴むため、直己自身が作った隕石のブレスレットに願いをかけることにする。「大昔に地球にやってきた流れ星さん。よろしくお願いします!」。直己という、天然石でキラキラと輝く難攻不落の要塞を、龍一郎は落とすことができるのか!?―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
32
この作家さんはパワーストーンがお好きなようで、もう一冊同じような「惑わすつもりはないけれど」と続いて読了。パワーストーンに興味がないわけではないが・・頂いても失くしてしまう。学生時代は水晶の尖がったのが流行っていたが・・どこへいったやら。石が好きでお守り代わりもいいけれど・・神頼みも大事だが自己主張もある程度できないと・・渡る世間は鬼ばかりになってしまう2018/10/03
ハンナ
14
一気読み。最近の作品じゃあないけれど、高月さんの作品は、どこか迷走している感じが否めない…。設定は面白いけれど、とにかく受けクンがうじうじしすぎていて、あまり中身のない会話だけでページを割いてしまったような感じが…。最初は隆雄がライバルになるとか思ったのだけれど。アインさんはあっさりしすぎ。ここで事件とか、もうひとひねり欲しかったかなー。2014/09/27
そらねこ
11
「惑わすつもりはないけれど」の攻めが面白かったので続いて天然石の話なので読んでみました。…が… やっぱり攻めが…(*´Д`)惑わす~の方の攻めは天然石関係の電波なトコが上手くからんで面白かったんだけど こっちの攻めも似たような感じなんだけどカラカラとから回ってた…。多分天然石に作者の思い入れが強すぎて攻めが語ってるというより作者が語ってるからなんじゃないのかなぁ?パワーストーンを作者が好きすぎて興奮して書いてるのがちょっともろわかりすぎる…(*_*)2016/07/06
kinoko_kinako
3
3.0 かわいいお話。コメディっぽい。2016/10/15
しろ
3
うーん。受けのしゃべりが急にえらそうになったり、そうかと思うとうじうじしたり、キャラが掴めず感情移入できなかった。攻めの喋りも胡散臭くて、舞台の台詞回しのような会話についていけなかった。2016/06/12