ラズベリーブックス
きのうの星屑に願いを

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  • サイズ 文庫判/ページ数 543p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812439982
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

サンフランシスコに住むジュヌヴィエーヴは、ある日突然、イギリスの城と莫大な財産を相続することになった。半信半疑のまま訪れた彼女を待っていたのは、すばらしい中世の城。だがそこには無愛想な執事と、夜な夜な「出て行け」と脅す鎧を着た血まみれの幽霊がいた!幽霊の正体は、700年以上前に婚約者の裏切りで殺された騎士ケンドリックで、婚約者の子孫であるジュヌヴィエーヴが城を手放せば呪いが解け、自由の身になれるという。しかし、明るくめげないジュヌヴィエーヴとつい楽しく話してしまううち、ケンドリックは彼女と過ごす時間がかけがえのないものだと思うようになっていった。一方、これまで仕事に熱中しすぎて一度も男性とつきあったことのないジュヌヴィエーヴも、ケンドリックの男らしさと思いがけない優しさに惹かれていく…。触れ合うことすらできない二人の恋の行方は?リン・カーランドのリタ賞受賞作。

著者等紹介

カーランド,リン[カーランド,リン][Kurland,Lynn]
1996年に発表した『きのうの星屑に願いを』でリタ賞受賞。以来、ヒストリカルロマンスを次々に発表、USAトゥデイなどのベストセラーリストに名を連ねている。太平洋岸北西部在住

旦紀子[ダンノリコ]
東京生まれ。成城大学文芸学部英文学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

7
なんだか引っ張られるように遺産を受け取った女性。もらったお城には彼女を脅かす幽霊が出てびっくり仰天!でも、その幽霊ったらちょっとにくめなくて…というような奇想天外なストーリーなんですが、素敵な脇役に囲まれて笑いが止まりません。娯楽に徹しているので軽く読めます。執事さんが最後に気絶するところは大笑いでした。700年前のDNAおそるべし。2014/12/16

romance_holic

3
幽霊ヒーローとヒロインの触れ合いたい、でも触れ合えないという心情がとにかく切なくて涙。中盤からは少し雰囲気がかわり、純情な乙女に振り回される無骨?なヒーローの楽しいエピソードもあり。リン・カーランドらしいお茶目ではちゃめちゃな脇役が、すでにこの作品から活躍していますよ。 リン・カーランドをこれから読まれる、というかたには日本でのデビュー作「わたしの黒い騎士」を断然お勧めします。無垢な強さというか、ピュアなヒロインが光っています。2009/11/03

みるて

3
図書館の本 読了 Rita賞受賞 ド・ピアジェ家 マクラウド家 『騎士から逃げた花嫁』『乙女の月の騎士』のスピンオフ2014/05/28

まみ子

3
幽霊で触れることができないもどかしさが切なくって良かった。どうやって人間に戻るのかドキドキしてたのに、呆気なく、詳しい説明もなく戻ってしまったのは残念。2012/09/21

ユキタ

3
7世紀前から古城にとらわれた幽霊騎士と、古城マニアの現代人のロマンス。途中で、幽霊騎士ケンドリックがいきなり生身の人間になったことについて、なんの説明もなしなのが腑に落ちない。愛の奇跡でーす!ってか?いやいやもうちょっとなんか理由を考えてよww 最後に出てきた、バーカムシャーのコリンという名前にうっすら聞き覚えがあるなと思ったら、『騎士から逃げた花嫁』。前に読んだことがあった。シリーズものだったのね。2012/08/26

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