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竹書房文庫
恐怖箱 超‐1 怪コレクション 女郎花(おみなえし)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 217p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812439456
  • NDC分類 147
  • Cコード C0176

内容説明

「俺の、私の、話を聞いてくれ…!」今年も恐怖の傷跡も生々しい戦慄の実体験や、その体験談を取材した聞き書きが、ぞくぞくと編集部に寄せられた。今年で4年目となった最恐の実話怪談コンテスト「超‐1」。巷で実際に起きた「怪奇」と「恐怖」と「不思議」の事件簿からとびきり目新しく、不気味で、恐ろしいものばかりを選び抜き1冊に収録した。また、優秀者には本書のために改めて新ネタの取材と執筆を依頼。大会に投稿された話以上の恐怖譚が思いがけず集まり、こちらも大量収録の運びとなった。実話がいちばん怖い…そのことを骨の髄まで思い知らせてくれる本である。

目次

満月(つくね乱蔵)
戯弄(へみ)
思い出してはいけない(つくね乱蔵)
絶縁(つくね乱蔵)
次は何だ。(つくね乱蔵)
優しさの結末(もけたろう)
逃げられない、よ。(森久恩)
呼び声(山際みさき)
小さな異次元(もけたろう)
賽銭箱から(山際みさき)〔ほか〕

著者等紹介

加藤一[カトウハジメ]
1967年静岡県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

232
実話怪談コンテスト「超-1」傑作選で本書にはつくね乱蔵さんのアマチュア時代の最も古い作品が掲載されているのかも知れませんね。作品の評価順位はありませんが高品質を保証する怪奇ファン必読の一冊ですね。『黒い紅葉』つくね乱蔵:川上さんは友人の森さん夫婦の引っ越し祝いの鍋パーティーに勇んで出かけた。美しい奥さんだが様子が少しおかしい。時折自分のスカートを手で振り払っている。「今日は駄目よ、あっち行ってなさい」「なあ、あれ何やってるんだ」と聞くと奥さんが「遊びに来てるんですよ。ここ、そういう場所らしいの」と答えた。2022/04/15

Spok

7
あまり怖い話はないがそれが嘘っぽくなくてありかもと、思わせるのがいい。非日常に浸れるのが良かった。2016/10/04

ギタバリョー

2
超-1怪コレクション第四巻。前大会セレクションと比べると人物の関係性のわかり辛さ、話の結びの下手さなど荒削りな部分が目立ったが、ラストを飾る「白」の強力さに全部持って行かれた。この話に比肩するえげつない話が大会開催時はいくつかあったように記憶しているが、どういう理由か除外されている。ばち被る話ばかり読まされ続けた熱心な超怖ファンほど食傷気味になって来ているのは確かであるから、これは加藤氏のあえての采配ではなかろうか。ともすれば東京伝説に片足つっこんだような「帰りたい」「しみ」が箸休め的に染みる。煮物か。2018/07/02

Noriko Muraki

2
話は実話らしいので、ぞくっとする場面は非常に多いのですが、 いかんんせん他の方も感想に書かれているように、文章がへたです^^;; 主語と述語がつながらなかったり、いったりこの事象は誰に起こったことなのかと考えさせられたり。。。 短編集でなければ読み終えることが無理だったかも。。。2013/05/03

2
話し言葉のままの記載があり、本にするならもう少し文章として整えて欲しいなあと。狙った感のある話が増えてきましたね。。。2009/11/19

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