内容説明
「あれは私が××の頃のことでした…」―お決まりの文句で始まる読者投稿モノの怪談には、正直飽き飽きしているであろう怪談ジャンキーの貴君。それでも実話であることを絶対とし、いまだかつて聞いたことのない、極上の恐怖を求めてやまぬ我が「超」怖読者の皆々様。お待たせした。ここに、史上最恐の実話怪談投稿をお届けする。この夏、「超」怖い話の次世代著者(生贄)を探す目的のもと開催された究極の実話怪談コンテスト「超‐1」。その応募総数、なんと529話、現著者である平山、加藤が集めてくる話に、勝るとも劣らぬ傑作・怪作が次々と手元に寄せられた。その中から我々も唸る戦慄の82話をセレクトし、収録したのが本書である。これはもはや素人の域を越えていると言わざるを得ない。
目次
タクシー(PONKEN)
燃える(PONKEN)
繰り返し(薮蔵人)
あんな目はごめんだ(高山大豆)
花嫁(sora)
風呂場(PONKEN)
踊る(高山大豆)
トートバッグ(吉田ゆうき)
お面(薮蔵人)
車の中(吉田ゆうき)〔ほか〕
著者等紹介
加藤一[カトウハジメ]
1967年静岡県生まれ。パソコン雑誌から少女雑誌、官庁のお役所仕事から怪談まで、守備範囲ははなはだ無節操。自称、日本でいちばん逃げ足の早い怪談コレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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