内容説明
村人が山の木を切り、どうぶつの食べものが山になくなった。やがてどうぶつは村におりてくるようになった。畑をあらされないように、だれもがどうぶつをおいはらう中、サスケだけは、山にこっそりと食べものをとどけていたのだが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
12
出かけた先の町立図書室で。獣害テーマ。タイトルでネタばれしているような? 永井 郁子さんの版画の色刷りはかわいい。庄屋の「うむうむ」が合点がいかないのだが……。2018/02/17
いっちゃん
9
やっぱり絵が素敵。色づかいがまたなんとも良い。2016/03/02
紅花
8
私も版画に魅せられてかりてきた。作者は岐阜県生まれだそうだけど、実際岐阜県の山間で生活する親戚は、畑を猪に荒らされて困っているし、近くに大きな道路が出来てから酷くなったと聞く。昔話の設定だけど、今でも通じるお話。2014/03/24
どあら
6
版画の絵が優しくて色使いもキレイです♪動物たちが楽しそうに畑仕事をするページが良かった❢❢(5分20秒、全学年)2014/04/21
ぱお
4
版画に惹かれて読みました。ゼンタのやさしさに応えた動物たち。木の実のなった春のページがとてもきれいです。2013/10/22