内容説明
古びた屋敷に招待された、片山義太郎刑事と妹の晴美、そして名探偵猫の三毛猫ホームズ。その屋敷は、幽霊が出る「幽霊屋敷」なのだという。真夜中、待ちかまえていた片山たちの前に、ほんとうに幽霊があらわれた!だが、三毛猫ホームズだけは幽霊のトリックに気づいていて…。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。日本機械学会に勤めていた1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞して作家デビュー。1978年、『三毛猫ホームズの推理』がベストセラーとなって作家専業に。多彩なシリーズキャラクターが活躍するミステリーのほか、ホラーや青春小説、恋愛小説など、幅広いジャンルの作品を執筆している。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞。2016年、日本社会に警鐘を鳴らす『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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