内容説明
ソクラテス、ブッダ、イエス・キリスト、カント、ショウペンハウエル…先賢の生涯は我々に訴える。「我々はいかにして世と戦い、世の邪曲に屈することなく、真に意義ある生涯を送ることができるか」。本書は、堕落と退廃の世にあって、自己の人生の意義を真剣に求め続ける「少数者のために」書かれたものである。
目次
1 はじめに
2 大衆と少数者との優劣の差異について
3 大衆と少数者との道徳的性質における差異について
4 少数者としての生き方
5 超感覚的秩序について
6 大衆の心理構造
7 人間蔑視について、ならびに応報について
8 終りに
著者等紹介
徳留新一郎[トクトメシンイチロウ]
1958年岐阜県生まれ。1981年同志社大学法学部卒業。地方公務員を経て米国留学。中部テネシー大学(修士課程)、およびテネシー大学(博士課程)において、法社会学、社会学、社会心理学を学ぶ。現在著述業に従事
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