Jリーグの戦術はガラパゴスか最先端か

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784809411960
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

内容説明

Jリーグ開幕から21年の歴史を紐解き日本サッカー“最強の戦術”を探る。

目次

序章 戦術的に冒険がしやすいJリーグ
第1章 ガラパゴスか最先端か?ミシャの冒険
第2章 Jリーグ・スタンダード
第3章 鹿島アントラーズの伝統
第4章 図らずも生まれたガンバ・スタイル
第5章 史上最も全国的人気を博したヴェルディ川崎
第6章 オシムの芸術 ジェフと日本が目指した未来
第7章 横浜フリューゲルスの早過ぎたバルサ化
第8章 ジュビロ磐田のN‐BOX

著者等紹介

西部謙司[ニシベケンジ]
1962年9月27日生まれ、東京都出身。雑誌『ストライカー』の編集記者を経て、02年からフリーランスとして活動。95年から98年までパリに在住し、ヨーロッパサッカーを中心に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

21
かなり面白かったです。広島が速攻をしないでDFからビルドアップするのは?、鹿島が勝負強い理由、磐田が全盛期から一気に凋落した不可思議、など細かいことがようやく分かりました。サッカーのシステムに関するルーツを探ると、必ずオランダに行き着くのはとても興味深いことです。「自由気ままにサンバのリズムで」というのがブラジル流だと思っていたのですが、よく考えてみるとこれまでずっと基本4-4-2で変わっておらず、その分約束事がきちんとできている制約付きのシステムなんだな、ということがわかって、目から鱗でした。2016/04/17

あちゃくん

18
西部さんによる、これまでJリーグの中で一世を風靡してきたクラブの戦術を解説した本です。過去の解説に関しては、図や映像があるともっと理解できるんだろうな。現在最強を誇っている広島については、今後も注意深くみていこうと思います。2015/02/07

ポンコツ太郎

7
面白い。この著者の本や、戦術関連の本が読みたくなってきた!2018/02/27

シャル

7
Jリーグの歴史の中で生まれた各戦術や、いくつかのチームに流れるカラーの分析などを読み解く一冊。こと現代の戦術面においては、世界とのタイムロスは埋まりつつあり、格差の少ないリーグゆえに新たな戦術の誕生も予期させるものもある。しかし消えていった戦術は、どこかノスタルジーに満ちている。二度の未完に終わるオシムサッカー、早すぎたバルサ化のフリューゲルス、そして、完成度に対して継承もできず、ガラパゴスどころか一時代一チームの徒花となったN-BOX……。そこに歴史あり。ただ、特異な戦術だからこそ図も欲しかった。2014/03/11

ジュンジュン

4
魅力的なタイトルの表題を考察するのではなく、Jリーグ2014年までの中で、特徴的なチームの戦術を紹介。2018/12/31

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