内容説明
ICHIROの語録をスポーツ心理学で読み解く。
目次
第1章 ヤンキース
第2章 決断
第3章 発想
第4章 ファン
第5章 プライド
第6章 苦境
第7章 才能
第8章 日本
第9章 時間
著者等紹介
児玉光雄[コダマミツオ]
1947年兵庫県生まれ。鹿屋体育大学教授。京都大学工学部卒業。学生時代テニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号を取得。米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。過去20年以上にわたり臨床スポーツ心理学者としてプロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務める。また、日本でも数少ないプロスポーツ選手・スポーツ指導者のコメント心理分析のエキスパートとして知られている。日本スポーツ心理学会会員、日本体育学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kunio Hanaoka
1
何冊もイチローの本を読んだが、やはり凄い。失投を見逃し、勝負球で勝負するというあたり、ただ記録を求めているのではないことがわかる。彼にとって大切なのは質なんだ。ファーボールを狙わないのも「お客さんはホームから一塁に歩く姿を見るためにお金払ってるんじゃないでしょ」、という言葉にもプロらしさが出ている。見習わなければ。「認められるためにやるのではなく、自分が納得するためにやる」‥‥これも至言。児玉光雄の解説も、彼自身がテニスプレーヤーだったため、適切である。2014/02/26
kmym
0
数多くのイチロー本の中でも内容は浅い。「イチローがどう考えたか」ではなく、「イチローのこの行動を著者はどう分析しているか」という視点になっている。2013/07/19